インプラント治療

 
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当院のインプラント治療

治療経験豊富な歯周インプラント認定医が担当します

当院ではすべてのインプラント治療を院長が担当します。慶應義塾大学医学部歯科口腔外科で6年間インプラントの基礎を学び、東京衛生病院にて5年間インプラント担当医として治療経験を積んでまいりました。
現在は当院以外でも都内インプラントセンターの嘱託医として勤務しております。
インプラント治療を行う歯科医師は、外科的な治療技術が必要であり、インプラントは歯肉や歯槽骨などの歯周組織に埋め込むものなので、歯周病に関する知識も必要不可欠です。歯がなくなったところだけを見て、インプラント治療のみ行っても、周囲の歯が歯周病であったり、噛み合わせの不良があると、インプラントは長持ちしません。インプラントを長く快適に使えるように、お口全体を見て、インプラントが周囲の歯とうまく調和するように治療を行ってまいります。

術前に十分な治療説明を行います

当院では、インプラント治療を行う前に、お口全体を検査して、インプラントが適しているか、他にその患者さんに合った治療の選択肢があるかなど十分に相談してから治療を行います。インプラント治療は他の治療法に比べメリットが多く優れた治療法ですが、人工的に作る歯のために噛み合わせや見た目など自然の歯には劣ります。また、生体の中に埋め込むものなので、永久的に問題なく使えるとは言い切れません。術前にインプラントのメリット・デメリットや他の治療法などについて十分に説明し、患者さん自身が望む治療を受けられるように努力致します。

インプラント治療の流れ

問診

全身状態の問診を行い、現在の体調を伺います。インプラントは体に埋め込むものですから、お体の状態によっては手術してもうまくいかないこともあります。そのような事が起きないように、しっかりとチェックを行い、適応出来ない場合は、他の治療法をご提案していきます。

むし歯や歯周病の検査

むし歯歯周病の検査

インプラント手術を行う際に、周囲の歯に進行した歯周病が存在すると、手術の成功率が下がると報告されています。歯周病のコントロールができていない場合はインプラント治療を行うことができません。
インプラント治療を開始する前に、歯周病治療やむし歯治療をしっかりと行い、なるべく口の中の細菌を少なくすることは非常に重要なことです。

CT撮影

インプラント手術を行う前に、CTを撮影し、骨の厚みや形、神経までの距離などを細かく分析します。通常のレントゲンでは2次元の情報しかなく、正確な診断ができません。当院ではインプラント治療を行うすべての方にCTの撮影をおすすめしております。当院ではCTを完備しておりますので、当院で撮影可能です。
インプラント用CT

コンサルテーション

以上の検査を踏まえて、インプラント治療が適応出来る場合、インプラント手術の方法、リスク、費用など詳しく説明致します。また、インプラント以外の治療法についてもお話し致します。患者さん自身が自分に合った治療法を選択していただけるよう、しっかりとコンサルテーションを重ねていきます。

インプラント埋入手術

インプラント手術

歯の治療でよく使われる局所麻酔(部分麻酔)で行います。手術中は麻酔していますので痛みはありません。手術の時間は埋入するインプラントの本数にもよりますが、20~60分程度です。手術後は麻酔がきれたら、食事は可能ですし、デスクワーク程度でしたら仕事も可能です。手術後は腫れや痛み、内出血が生じることがあります。これは手術に対する体の反応ですので、大きく腫れる方もいますが全く腫れない方もいらっしゃいます。痛みや腫れが早く治るように抗生物質や鎮痛剤をお出しします。

型取り

インプラント埋入後約2~3ヶ月待ち、インプラントが周囲の骨と結合したら、インプラントの位置を型取りします。

上部構造装着

上部構造装着

型取りに合わせてインプラントに装着するアバットメントと被せ物を作製してきます。これを口の中で調整、装着します。

メインテナンス

インプラントを長持ちさせるためには、インプラント周囲の良好な衛生状態や均等な噛み合わせが重要です。噛み合わせは日々変化しており、インプラントに偏った力が加わってしまうことがあります。また、インプラント周囲の清掃状態が悪いと、磨き残しのプラークが歯石やバイオフィルムに変化し、歯周病のように周囲の歯肉や骨の破壊が生じてしまいます。これらを予防するために、6ヶ月に1度はメインテナンスを行い、レントゲンによる検査、噛み合わせの検査、歯周病の検査などを行い、インプラントのチェックを行います。また、プロフェッショナルクリーニングを行い、インプラントに付着した歯石やバイオフィルムを除去いたします。

インプラントの成功率

インプラントの成功率は95%程度です。最近のインプラントの表面性状の進化により、昔に比べ高い成功率になってきています。一方で、インプラントは体の中に埋め込むものなので、稀に骨とくっつかず脱落してしまうこともあります。成功率を下げる要因として以下の事が考えられます。

歯周病

周囲の歯に進行した歯周病があると、埋入したインプラントに歯周病菌が付着し、インプラントの脱落の原因となります。

喫煙

歯肉の血流が悪くなるため、治療に対する反応が悪く、成功率が10%以上低下すると言われています。

糖尿病

血糖コントロールされていない重度の糖尿病の場合、手術後の炎症が治りにくく、細菌感染を起こしやすいため、手術を延期する必要があります。

歯ぎしり

歯ぎしりによってインプラントに過剰な力が常に加わると、インプラント周囲の骨の破壊が起こります。歯ぎしりが疑われる場合、睡眠時にナイトガードの装着を行う必要があります。

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