睡眠時無呼吸症候群 いびき治療

 
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睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠中1時間に5回以上1回に10秒以上呼吸が止まる場合、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。男性に多く50歳代の方に最も頻発します。
 

診断

1時間あたりの無呼吸と低呼吸の回数を合わせたAHIと呼ばれる指数で診断します。
AHIが5以上15未満で軽症
AHIが15以上30未満で中等症
AHIが30以上で重症
 

治療

重症の方は専門クリニックでCPAP療法という治療を行います。
歯科の方では、AHI15までの重度ではない方に口腔内装置(スリープスプリント)による治療を行います。

スリープスプリントによる
睡眠時無呼吸症候群
いびきの治療

睡眠時無呼吸症候群と診断された方、いびきでお悩みの方に対して、当院では睡眠時に装着するマウスピースによる治療を行っております。

スリープスプリントによる治療効果

睡眠時無呼吸症候群やいびきの方は、舌の周囲の筋肉の活動が減少して舌が落ちてしまい、気道を塞いでしまいます。
睡眠時無呼吸症候群

マウスピース装着により下顎を前方に移動させて固定することで舌が前方にくるので、気道が拡大します。また、下顎を固定することによってオトガイ舌骨筋という舌の下にある筋肉が緊張しやすくなって気道が拡大しやすくなります。

 

スリープスプリント治療費

睡眠時無呼吸症候群の診断で医科の先生からの紹介状がある場合、健康保険範囲内で治療が可能です。
睡眠時無呼吸症候群と診断されなかった場合やいびきの治療での装置作製費は自由診療となり、装置費は税別40000円となります。(装置作製前のむし歯、歯周病の検査治療費は別となります。)

スリープスプリント
治療の流れ

内科、睡眠診療科からの紹介

内科での検査結果によってマウスピース治療の適応と診断された場合、紹介状をお持ちいただければ健康保険適応により装置の作製が可能です。
紹介状がなくても自由診療になりますが、装置の作製は可能です。
 

口腔内検査

装置は歯にはめ込んで使いますので、装置の固定に耐えられる歯かどうか検査が必要です。重度の歯周病で歯がぐらついていたり、歯の本数が少ないと装置作製ができないことがあります。
 

必要によって歯周病、むし歯の治療

装置作製後に歯の修復治療が必要になり、歯の形が変わってしまうと、装置も再度作り直さなければならないことがあります。装置作製前に治療を済ませておく必要があります。
 

型取り、装置作製

お口の型を元に模型を作製し、装置を作っていきます。
 

口腔内に装置を試適、装着する

装置を歯に固定して、いびき音テストなどで位置を確認します。
スリープスプリント
 
スリープスプリント装着

ソムノデント AVANT

2020年に日本で認可された新しいスリープスプリントです。歯の状態に合わせてCADCAM技術でカスタムメイドされたスリープスプリントで、患者様個々の歯列に最適にフィットします。
通常のスリープスプリントは上下の顎が固定されるため、患者さんによっては顎の疲れを感じることがあります。ソムノデントAVANTは上下の装置が分かれていて、ゴムで連結されています。睡眠時に顎が後ろに下がるのをゴムでブロックでき、顎の左右の動きは固定しないため、顎が疲れず快適に装用できます。
ソムノデント AVANT

特徴

  • 上下のマウスピースが分離しているため顎関節への負担が少ない。
  • 歯に接する部分が軟らかいため装着感がいい。
  • 完成後もゴムを交換すれば、顎の位置を調整可能
  • 健康保険適応外のため自由診療  保険外治療料金表

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